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ちょっと危険な用語辞典
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TA<てぃー・えー>(Terminal Adapter)

 「アナログ端末機器をISDN(Integrated Service Digital Network=統合デジタルサービス通信網)に接続する際に使用する、端末接合装置。接合は「家庭内ローゼット」→「DSU(Digital Service Unit)」→TA(もしくはデジタル対応機器)の順で行われる。ちなみに、デジタル対応機器のみを接続する場合は、TAは不要である。ISDN登場初期には、20万円近い値札を付けていた。現在ではDSUを内蔵したタイプのTAが、実売価格5万円以下で入手可能になった。よい時代になったものである。なお、TAを選ぶ際には以下のような点に注意するとよいだろう。

(1)非同期・同期PPP変換機能をサポートすること
 通常のアナログ回線を経由した通信は、非同期通信と呼ばれる方法で行われる。この通信方式は、正確な同期が取れないアナログ回線に適した通信方法だ.ISDNでは正確な同期が取れるため、より高速な同期通信が用いられる。非同期・同期PPP変換機能とは、この「非同期」と「同期」の違いを吸収する機能の事である。早い話が、ISDNの同期64k通信速度を最大限活用するために必要な機能なのだ。これと同時に、パソコン側のシリアルポートは115.2Kbps以上の通信速度をサポートしている必要がある。

(2)グローバル着信禁止機能を持つこと
 通常ISDNを引いた場合、電話番号は一つしか発行されない。この状態だと発信は2回線分行えるが、着信は1回線と同じになってしまう。つまり電話とFAXを別番号にする、といった事が行えないのだ。これを回避するにはダイアルインサービスの提供を受けねばならないが、このサービスをバカ正直に利用すると、月々1、800円のダイアルインサービス利用料を払わねばならない。この値段を月々900円に下げる裏技があるのだが、それを利用する際にグローバル着信禁止機能が必要になる。

(3)停電機能をサポートすること
 従来のアナログ回線は、局電源とよばれる交換局からの電源が供給されている。そのため停電などが発生しても、電話は機能するのだ。しかしISDNでは、この局電源に相当するものはDSUまでしか配電されない。DSU以降への電源供給は、停電時には停止してしまうのである。そのため停電時に電話を使おうとする場合、TAに停電時モードを持ったものを選ぶか、USP(無停電電源装置)を設置するしかない。どちらが最適な選択かは、構築している環境に依存する。

(4)ステイミュラスプロトコルに対応していること
 プロトコルは、NTTの提供する各種付加サービス(ボイスワープ等)を、デジタル端末機器から直接制御する際に必要となる。最近発売されたTAであれば、まず対応していると思われる。

デバッガ<でばっが>(Debugger)

 プログラム内に潜む不具合(作成者の意にそぐわない動作、現象など)をバグ(bug)と称するが、デバッガとはその名の通りバグを駆除するための道具である。よって、特定のツールを指し示すものではなく、プログラム作成者が埋め込んだデバッグコードなども含めて、デバッグ環境全体をさして「デバッガ」と呼ぶことも多い。

 ただ、最近のWindowsにおける統合型開発環境を念頭に置く場合には、単にデバッガと称するときには統合環境に付属のデバッグツール(通常はコードトレーサ)を指し示す。

参照:ice<あいす>、デバッグ<でばっぐ>

例:こんなバグだらけのデバッガが使えるかタコ。2秒で落ちるっちゅーねん。

トロイの木馬(Trojan Horse)

 情報搾取、もしくは単なる破壊を目的としたプログラムの一種。ウイルスと同様に感染行為を行うが「感染」と言うよりは「入り込む」と言った方が正しく、ウイルスとは別物である。最近では、当初から埋め込まれた形を取り、正当無害なプログラムのように偽装されて配布されている事も多い。

 トロイの木馬は、ターゲットにされたユーザーに対してメールなどに添付される形で送り付けられる。その添付されたロードモジュール(実行ファイル)等を不用意に実行すると、トロイの木馬は特定の実行形式ファイル(ロードモジュール)に入り込む形で侵入・同化する。侵入対象となるロードモジュールは、多くの場合通信ソフトである。通信ソフトが起動されてホストコンピュータに接続される時、同化したトロイの木馬はこっそりパスワードを盗み見する。そしてユーザーに気づかれないように掲示板などの不特定多数向けメッセージボード等を経由して、横取りしたパスワードを暗号化して掲載する。

 トロイの木馬作成者は掲示板を常時監視しており、暗号化されたパスワードメッセージを見つけると復号して搾取する。一般の掲示板読者には、その暗号化されたメッセージの意味は分からないため問題は表面化しない。パスワードを盗用したトロイの木馬作成者は、そのパスワードを不正利用するケースが大半を占める。

 破壊を目的としたトロイの木馬の場合は、難しいことなど何もない。ユーザーの操作や内蔵時計などをトリガとして破壊コードが起動し、すべてを破壊する。

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