知る人ぞ知る、骨董品たちです。社内にこのような骨董品を保管しておく、論理的合理的な理由は存在しません。つまり、趣味です。上段はMZ-2000というマシンで、下段にはX-68000
proがあります。x6(ぺけろく、とよびます)は完全に動作しますが、MZ-2000はIPLこそ起動するものの、テープのヘッダがイカレているらしく、テープ※を読んでくれません。
※テープ
当時はフロッピーディスクなどという代物は存在せず、磁気テープ(カセットテープ)にデータを記録していた。現代っ子にはサッパリ理解不可能かもしれない。モデムから出ているピーガー音をカセットテープに録音し、それを再生してデジタルデータに戻していた、と言えば理解できるかな?
原始的(笑)な機械ですので、音声回路に直接割り込んで無理矢理データを流すとか、なんとかできそうな気もするのですが、とにもかくにも時間が無くて手を付けていません。数本のテープを所有してはいるのですが、なにせ17年ほど前のもの。録音状態はお世辞にも良好とは言えず、テープ自体がアテにできない状態です。ちなみに、当時はソノシートでデータ読み込み、ラジオでダウンロード、などというすさまじくアナログなことを実験していました。MZ-2000を知っている方は、パソコンサンデーもご存じでしょうか?
ソノシートは変形しやすく、またソノシートからテープへ落とすために一端録音しなければならないのですが、録音するレコーダ側の録音レベルと、再生側(パソコン側)のレベルを合わせるのが難しく、やたらとロードエラーを頻発していた記憶があります。
ところでこのMZ-2000。「絶対に」直します。直したらどうするかって?ふむ。とりあえずターミナル書いて、シリアル端末にでもしますか。2400BPS程度までは追従するはずですが、使用されているシリアルポートコントローラがすさまじい代物らしく、茨の道かも知れません(笑)。
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